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遠い夏の日 第六十一話

「良い曲だよね?ユーミンでしょ?」

夏生はトロピカルだけど、クリスマスという歌詞と、少し切なさを残してる意味深さを、明るいメロディーに自分と瞬を写しこんでいた。

「そうでしょ?」

知美がどうだ思い知ったか!という顔を向けた。

「あっあぁ?ん・・さては・・」

夏生が知美の気を使った配慮に、感謝したような仕草を見せた。

「そうそう・・アンタとナミマがさ・・上手くいくようにってオマジナイの曲だよ」

夏生は友として、知美が一緒なら心強いと思った。

[それにしても・・良い歌詞だな?・・シュン君とアタシだったら・・良いな・・」

夏生は顔全体がニヤケテいるのを、知美は見逃さなかった。

「ちょっとアンタ!鼻の下伸びてるよ」

「あれ?わかった??」

「さっ行こうよ・・・」

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「ここかしら・・」

千賀子はホテルから紹介された、玉城村にある[チャーリーレストラン]を探していた。

会社からの命令で終戦記念日を前にして、戦没者慰霊碑や当時の陰惨な過去を取材し、新たな雑誌新刊発行のページを埋めるために来ている。

当時の写真や生き証人の言葉、そして復興後の沖縄を世論に伝える為に、観光案内も少しは加えるつもりなのだ。


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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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