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?わだつみ

記憶のない男と夢を追う男

「ドラゴンアイ?」

瞬はKに質問した。

「そうdragon-Iさ。香港で一番高級で洒落てるクラブだよ」

Kはドラゴンアイについて軽く説明した。

「それって・・・高いんですか?」

瞬は恐る恐るKに質問した。

「そうだな・・・ミニビールボトル1本で1500円ぐらいかな・・・入店チャージは無いから、ドリンクは外で飲めば安くつくよ・・それよりな・・・ドラゴンアイに行けば香港ムービースターやモデルの女なんかがゴロゴロいるぜ・・」

「え?そうなんですか? それじゃジャッキーとかカンフースターも?」

「おいおい・・いつの時代だよ。カンフーって?」

Kは歩きながら、せせら笑うように瞬を横目で見た。

「香港てカンフーじゃないんですか?」

「あのな・・それは一昔の時代だろ?いまやハリウッド進出してるジョン・ウーやウォン・カーウァイを知らんのか?」

Kは瞬に新進の映画監督の名前を出して説明した。

「いや?ブルースリーやジャッキーチェンぐらいしか知らなくて・・・」

「香港は中華人民共和国香港特別行政区と特別扱いされてはきたが、1997年の返還で少しずつ中国共産党が支配しようとしている。香港の撮影スタジオも上海へと移ってるのが現状だよ。ただこれだけ世界経済中心地としてアジアの中核を作ってきたんだ。建造物にしても人々の意識にしてもウエスタン西側諸国との融合で独自なオリエンタル文化が残ってるんだ。それをロケ地として撮影してる監督もいるってことさ・・・」

瞬は難しいKの説明に返答できずにいたが・・・

「あの?それでドラゴンアイって・・・?」

「あ?だから世界中の人種が、そこのクラブで遊んでるんだよ。でもな羽振りが良い奴等しかいないぜ。それにな・・・香港て狭いとこだろ? 女優や俳優のスキャンダル記事なんてのが日常茶飯事に新聞にすっぱ抜かれるんだ。それを生で見ようってことさ・・・」

瞬は唖然としたがKについていくことにした。



続く・・・

 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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