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遠い夏の日 第九十話

「素敵な話ですね。 映画からヒントを得て、ソコに行きたくなる・・・しかも会ったこともない人から・・・手紙をもらったり・・・」

夏生は目を輝かせて言った。

「そうよね・・・そんな事ってあるのかしら・・・」

マヒルが応えた。

「あるんじゃないですか? たぶん・・・世の中にはいろんなことがあると思います。 何かのキッカケで点と点が繋がる・・・繋ぐ線はとても重要なんだけど、なかなか人は気がつかない・・・」

夏生は、いつになく夢子調で応えた。

隣で聞いていた知美が、何か言おうとしてニヤニヤしていた。

「夢子ちゃん。 夢子節が始まっちゃったかな??」

知美は夏生をからかった。

「なに? それ・・・夢子って?」

マヒルが知美に質問した。

「この子・・・夢子って呼ばれているんです。 現実離れしてる夢のようなことを信じてるから・・・」

知美が説明した。

「そっか?・・・・う?ん・・・でもねアタシも同じ考えよ。 アタシは実際にココ意外は知らないし、知るには本を読むしかないの・・・自分で想像して本の中身を思い描くしかないのよ」

マヒルが夏生に同調した。

「そうですよね?・・・なんだって夢のある良い話を誰でも想像したいですよね・・・ふふっ」

夏生が可愛く笑った。

バナゴンは那覇から離れ混雑する旧コザ沖縄市の近くまできていた。

「あれ?・・ここって那覇じゃないでよね?」

知美がマヒルに聞いた。

「そうよ。 ココはコザって呼ばれてるとこよ」

「那覇でご飯食べるってはなしじゃ・・・」

「ナツキちゃんが落ち込んでいたからよ・・・明るくて若い人向けのトコに切り替えたのよ・・・アナタたちも、その方がいいでしょ?」

マヒルは気をつかって、コザま遠出したと言った。

夏生は応えなかったがニコニコと笑顔だった。

「沖縄で海意外で遊ぶならコザなの・・・」

マヒルも上擦っていた。

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テーマ : 自作連載小説
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