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遠い夏の日 第七十話

「ただ高校卒業してさ・・・地元企業に勤めて休みはサーフィン・・もしくは平日の早朝やサーフィン・・後は友達とダラダラと遊んだりナンパしたりさ・・普通だったんだよ・・不満があったワケでもなく、かといってこれでいいのかって疑問がね・・」

「それでどうしたんですか?」

「もっと稼いで、都会の暮らしを満喫したくなった。景気が・・なんだっけ? ちょっと前から言われているバブルだっけ? それだよそれ」

「それで・・・?」

「それで地元離れて・・名古屋に転職したんだ」

「ふ?ん・・」

「それでさ・・給料も上がって・・上司の付き合いやらで、毎日キャバクラみたいなオネーチャン系の店で飲みまくり・・」

「はい・・」

「あ?それに若いし金もあるからモテまくってさ・・女には不自由しない生活だしさ・・当時は6人ぐらいの女と同時に付き合っていたよ・・」

水野は笑いながら楽しそうに話していた。

「同時に付き合うって・・どんな感じですか?」

瞬は質問した。

「んーそれは・・上手く言えないな?・・君はそ?ゆ?のないの?」

水野は返答に困り、逆に瞬に質問した。

「いや・・オレはないですね・・」

瞬は苦笑しながら応えた。

「あっそうそう・・彼女とかいるの?」

水野が質問した。

「・・・・・んー・・・いやっいないです」

瞬は少し考え応えた。

「そ?なんだ。じゃ誰か紹介する? それともナンパしようか二人で?」

「はははは・・いや面倒くさいからいいですよ。それに沖縄にそんなに長くいるワケじゃないし」

瞬はナンパしようと言われ、話が面倒になってきたので適当に応えた。

「い?んじゃない? ここはさ・・沖縄だよ。リゾートだよ。リゾートっていえばリゾラバでしょ・・」

「あの?リゾラバって何ですか?」

瞬は水野が言うリゾラバの言葉の意味を質問した。

「リゾラバってさ?・・リゾートラバーって意味だよ。リゾートだけの関係・・そんときだけの彼氏彼女だよ・・わかった? 」

「・・・・・・」

瞬は黙って聞いていた。

「あれ? 高校生にはチョット早い話題だったかな? いや早くないよね・・みな結構やってるよ・・そ?ゆ?こと」

「みな・・そうなんだ・・」

瞬は考え深げに応えた。

「話それちゃったけど。それで仕事とアフターも忙しいし、休みも接待やら付き合いで海が遠のいてね。名古屋だからさ・・」

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テーマ : 自作連載小説
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